平成28年2月に厚生労働者から「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」が公表され、事業場が、がん、脳卒中など治療が必要な疾病を抱える労働者に対して、適切な就業上の措置や治療に対する配慮を行い、治療と職業生活の両立ができるようにするため、事業場における取組がまとめられました。

島根産業保健総合支援センターでは、両立支援の相談に対応するほか、両立支援制度の導入に関する支援を希望する事業場からの依頼に応じて、事業場を訪問して支援を実施しています。

島根産業保健総合支援センターでは、がん患者の方等からの、治療と仕事の両立支援の相談（※）を、お聞きする「両立支援出張相談窓口」を平成29年9月6日から松江市立病院、平成29年12月13日から島根県立中央病院、平成30年1月24日から松江赤十字病院、平成31年1月1日から浜田医療センター、平成31年4月1日から島根大学医学部附属病院及び益田赤十字病院で開設しています。

お気軽にご相談ください。

がん、脳卒中、心疾患、糖尿病、肺炎、その他難病など、反復・継続して治療が必要となる疾病を持つ患者（労働者）やそのご家族、転勤先の事業場の方

※反復・継続して治療が必要となる疾病をもつ患者（労働者）の方であれば、それぞれの病院に通院・入院されている方以外の方も、ご相談いただけます。

島根産業保健総合支援センター　メンタルヘルス対策・両立支援促進員

※相談の状況によっては、お待ちいただくことがありますので、予めご了承ください。

※担当者が事業場を訪問し、両立支援に関する制度の導入等についてアドバイスします。

※ガイドライン等の普及・啓発を目的とした事業者等を対象とするセミナーです。

※個別の患者（労働者）に係る健康管理について事業場と患者（労働者）との間の治療と仕事の両立に関する調整支援を行います。

※令和６年度から個別調整支援の対象に「メンタルヘルス不調」も加わりました。

県下の両立支援に係る取組を効果的に進めるため、島根県における関係者のネットワークを構築し、両立支援の取組を図ることを目的として、島根労働局が設置した島根県地域両立支援推進チームに当センターも参加しています。