【従業員を対象とした研究にご協力いただける企業さまを募集します。】

(独)労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所(JNIOSH)からのお知らせです。


 現在、労働安全衛生総合研究所人間工学研究グループにて、「勤務中の身体活動が循環器系自律神経機能に及ぼす影響」に関する基盤研究を行っており、JNIOSH体力研究では、労働者の体力や身体活動に関わる調査・実験を行っています。

 この度、本研究のデータ収集に協力していただける企業の方を募集しています。ご興味のある研究者、企業のご担当者様はお気軽にお問い合わせください。

※本募集に係る周知用チラシデータはこちら

※お問合せ方法は「体力研究データ収集・評価システム ポータルサイト」(こちら)に記載されたメールアドレスあてご連絡ください。

■研究テーマ「従業員の勤務中身体活動量は適切ですか?」

■目的

 日本人労働者を対象としたこれまでの研究では、1日約40%の時間を勤務に費やしていることが示されており、勤務中の身体活動や座位時間が健康状態に大きく関係することが分かっています。

 一般的に余暇の身体活動は、健康管理に効果的であると知られています。しかし、勤務中の過度な身体活動は脳心血管疾患のリスクを高める可能性が指摘されており、労働衛生分野におけるリスク評価項目として注目されています。

 従業員の健康を守るための健康的な労働環境を整えるには、勤務中の身体活動と座位時間を正確に把握し、健康被害を防ぐ最適値を定める必要があると考えています。

■お願いしたい内容

 ①次のデータ提供

 ・勤務中および余暇中の身体活動量

 ・勤務中および余暇中の自律神経機能

 ・健康診断結果

 ②ウェアラブル機器を装着し、行動を記録。